屈折率Au, Gold, 金
金は記号Auで示される化学元素で原子番号は79です。金は可視領域では低屈折率ですが、特に近赤外線領域では高吸収(k) となります。近赤外線での高反射率のため、金は多くの人工衛星の保護コーティングとして、熱保護服や宇宙飛行士のヘルメットの保護フェースプレートや電子戦などに使われています。金は高密度で柔らかく、輝く金属で、最も可鍛性で、延性の純金属です。1gの金を平方メートルサイズに引き伸ばすことが出来、打ち続けることで半透明になるほど薄くすることも出来ます。半透明な金を通過する光は、金が黄色 (570-580ナノメーター)、オレンジ (585-620 ナノメーター)、 赤い光 (630-740 ナノメーター)を反射するため、緑がかった青色に見えます。屈折率と吸収の急速な変化は下記のグラフでご覧いただけます。金はその酸化への抵抗のため、分光計測シリーズの光学標準や基準材料として用いられます。
典型的なサンプルについてAu波長632.8nmにおける屈折率と吸光係数は以下の通りです。0.18104および3.068099. Below are files of complete refractive index and extinction coefficients. If the file is not available for download, you can request our proprietary file by clicking "Request".
Refractive Index Reference - Sopra Material Library
正確性において保証しません。自己責任でご利用下さい。
メインの屈折率データベースに戻る制限なく使用可能なCSVデータファイル: